歯科医師によるワクチン接種の違法性を阻却

 歯科医師による新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について、厚生労働省は4月26日付けの事務連絡で、課題となっていた違法性について「公衆衛生上の観点からやむを得ない」として棄却した。
 日本歯科医師会の堀憲郎会長は4月22日の定例記者会見で、「ワクチンの接種は医行為であって歯科医師が行うことは医師法違反にあたる。ただし医師や看護師が不足しており、国が違法性を阻却する措置を講じ、国や医師会からの要請があれば歯科界としては全面協力する」と考えを示していた。

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