専門医制度、「保存・補綴・インプラント・歯科矯正・総合」を議論の俎上にー日本歯科医師会

 日本歯科医師会の定例記者会見が10月28日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。質疑の中で、歯科医師の専門医制度に関するその後の進捗状況について報告が求められた。
 この点について柳川忠廣副会長は、「専門医制度を議論する場は平成30年4月に設置された日本歯科専門医機構(以下、「機構」)に移っている」とした上で、今後は、保存、補綴、インプラント、歯科矯正、そしていわゆる「総合」と言われる5分野が議論の俎上に上がることを明らかにした。
 柳川副会長は「決定までのプロセスには、それぞれの学会の合意と、機構の合意、さらに厚生労働省と日本歯科医師会の基本的な考え方がある。ただし、われわれが学会に異論を唱えることはない」と考えを述べた。

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