健保連ほか6団体が小宮山厚生労働大臣に「診療報酬引き上げは国民の理解を得られない」とする旨の要請を提出

 平成23年11月11日、健康保険組合連合会(けんぽれん)ほか中央社会保険医療協議会(中医協)の支払い側6団体は、小宮山厚生労働大臣に平成24年度の改定について「診療報酬の引上げを行うことは、国民の理解と納得をとうてい得られない」とする旨の要請を提出した。
 6団体は要請の事由として、経済情勢や東日本大震災の影響等により国民生活が厳しさを増していること、医療費の伸びや高齢者医療制度に対する負担等によって保険者の財政状況がすでに逼迫していること等のほか、先日公表された「第18回医療経済実態調査結果」において医療機関の経営状況がおおむね改善傾向にあったこと等も挙げている。

▼要請書を提出した6団体
 健康保険組合連合会(けんぽれん)
 国民健康保険中央会
 全国健康保険協会
 全日本海員組合
 日本経済団体連合会
 日本労働組合総連合会
平成24年度診療報酬改定に関する要請.pdf
健康保険組合連合会のホームページ

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