7年ぶりの選挙で複数の候補者が立候補しているとなれば、これからの日本歯科医師会をどのような政策でリードしようとしているのか、政策論で選ばれることが期待される。3候補の政策は、テーマは共通するところもあるが実現への道筋はもちろん異なっている。選挙人の先生方がどの点を評価して投票するかが注目されるところだ。
その政策に求められるのは、どれだけ検討を重ねて実効性を高めているかという質の問題、そして、この人しかいないという独自性、発想力ではないだろうか。前回、小林慶太氏の国民皆歯科健診導入への道筋について触れたところ、早速資料提供していただいたので参考に紹介する。高橋英登氏にも柳川忠廣氏にも、選挙人だけでなく広く会員に向けてわかりやすく政策を提示していただければと思う。
とはいえ、選挙は数で決まる。郵送投票の締切(2月14日)を考えれば多くの選挙人の方々の判断はほぼお決まりではないかと思う。1月8日の柳川氏の応援集会で登壇した日歯の堀憲郎会長は「個人の考えが基本でありますし、候補者の説明、考え方を理解した上で判断をしていただくことを前提に申し上げますが」と切り出した。これこそ選挙のあるべき姿であろう。まさに正論である。できうるならば、柳川氏の政策のどこを評価して支援を決めたかまで話していただきたかったのが残念だ。
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