日本歯科人間ドック学会、日本歯科大学富士見ホールにて開催

 第14回日本歯科人間ドック学会総会・学術大会が「『健診』〜その現状と普及」をテーマに12月2日、3日の両日にわたり、日本歯科大学富士見ホールで開催された。
 3日午後にはシンポジウム「地域における健診の普及と過程」が行われ、日本歯科医師連盟の高橋英登常任理事、川口市歯科医師会の中村勝文会長、山梨県歯科医師会の吉田英二理事の三氏をシンポジストに招き、日歯・倉治ななえ常務理事を座長に進められた。
 高橋英登常任理事は、講演「健康長寿のための歯科医療」の中で、東京・杉並歯科医師会による高齢者に対する取組みを紹介。杉並歯科医師会では歯科健診において15%という高い受診率を維持していること、行政との強い協力関係の下に歯科口腔保健センターが設立されたことなどを明らかにした。高橋常任理事は、「喫緊の課題は予防を中心とする増患対策である。やるべきことは山積しているが歯科の未来は明るい。早急にその道筋を作ることである」と述べた。
日本歯科人間ドック学会のホームページ

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