小宮山厚生労働大臣、診療報酬改定「本体を切り込むことはあり得ない」とコメント

 小宮山厚生労働大臣は12月16日の記者会見で、ネット(診療報酬全体)でプラス改定を求めていくのかという記者の質問に対し、「いえ、本体を切り込むことはあり得ないという話をしているところです。」とのコメントを返している。
 薬価や医療材料部分については、すでにマイナス改定が見込まれており、診療報酬本体でも物価下落を理由にマイナス改定を求める財務省の攻勢は強まっている。厚生労働省は今のところ、診療報酬本体でのマイナスは何としても阻止する構えを見せているが、ネットでの改定率はかなり厳しい見通しとなってきた模様だ。
厚生労働省のホームページ

※ネット「正味の」といった意味。診療報酬では本体と薬価等を通算した全体での改定率を指す場合が多い。

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