歯ブラシ1本でフィリピン医療を支える会「ハローアルソン!」

 長野県北佐久郡の林歯科診療所を事務局とする「ハローアルソン!」(林春二会長)は、毎年2月にフィリピンにおいて、歯科医療関係者だけでなく、高校生を含む一般の人も参加できる医療ボランティアを行っている。今年も2月に4日間の日程でフィリピン共和国の首都、マニラ近郊のスラムを中心に無償の歯科医療活動と、歯ブラシ、タオル、固形石鹸などの生活用品を支援するボランティア活動を行った。
 電気も水道もないスラム地区での治療はすべてが揃う日本とはかけ離れている。日本では治せるはずの歯も、その多くが抜歯となってしまい、スラムの子供たちは大切な永久歯をわずか数年で次々と失っていくという。
 4月14日には、長野県北佐久郡のエコールみよたで、2012年の活動報告「第11回フィリピン医療アクティビティ発表の集い」が行われる予定。
(※『歯科医療経済』4月号に記事掲載予定です)
ハローアルソン!のホームページ

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