新たな保険適用「広範囲顎骨支持型補綴」関連が多数、製品ごとの償還価格も記載

 4月25日に開催された中央社会保険医療協議会(中医協)の第224回総会で、4月1日から新たに保険適用される医療機器や材料の資料が提出された。
 歯科分野については、歯科CT撮影装置と「広範囲顎骨支持型補綴」に関するものがほとんどを占めている。CT関連では、モリタ製作所、吉田製作所、朝日レントゲン等、「広範囲顎骨支持型補綴」関連では、松風、デンツプライ三金、石福金属興業、ノーベル・バイオケア・ジャパン、ジーシー、プラトン等の社名が見られ、インプラント体や暫間装着体、アバットメント等の償還価格も記載されている。
 「広範囲顎骨支持型補綴」は施設基準、適応症などが限定されるため、一般の歯科診療所への直接的な影響は少ないものと思われるが、保険診療での償還価格が定まったことで今後の価格形成に影響を与える可能性はある。
厚生労働省のホームページ ※「総-1-2」の資料を参照

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