内閣府が平成24年版の「高齢者白書」を公表、平成23年の高齢化率は23.3%

 内閣府は6月15日、平成24年版の「高齢社会白書」(6月15日閣議決定)を公表した。
 資料中の総務省「人口推計」によると、我が国の総人口は平成23年10月1日現在で1億2,780万人、65歳以上の高齢者は過去最高の2,975万人となり、高齢化率は23.3%となった。国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、高齢化率は2025年に30.3%、2060年には39.9%に達し、2.5人に1人が65歳以上になるとしている。
 「高齢社会対策」は、1)総合的な推進のための取組、2)就業・所得、3)健康・福祉、4)学習・社会参加、5)生活環境、6)調査研究等の推進、の6章からなっているが、「健康・福祉」については、◆高齢者の体力つくり支援事業、◆必要な介護サービスの確保、◆介護サービスの質の向上、◆地域の支え合いによる生活支援の推進、◆地域における包括的かつ継続的な在宅医療の提供、が課題として挙げられている。
内閣府のホームページ

カテゴリー: 政治・行政   パーマリンク

コメントは受け付けていません。