口腔がんの病診連携について都歯が「口腔がんフォーラム」を開催

 東京都歯科医師会(浅野紀元会長)は「口腔がんの病診連携について」をテーマに9月2日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で「口腔がんフォーラム」を開催し、約250名の医療関係者が参加した。都歯は口腔がん対策について、歯科医療体制検討委員会を立ち上げて本格化を図り、在京6大学の教授を委員に迎えて検討を進めている。
 基調講演を行った浅野都歯会長のほか、
◆白川正順教授(日本歯科大学附属病院)
  「口腔がんの罹患状況、
   死亡率(疫学的な見地から)日本・世界の現状
   〜一次予防を含め、口腔がんにならないために〜」
◆新谷悟教授(昭和大学歯学部)
  「口腔がんの病態について①〜前がん病変から早期がんの病態について〜」
◆柴原孝彦教授(東京歯科大学)
  「口腔がんの病態について②
   〜視診、触診及び画像診断を含め口腔がんはどのように進行していくのか〜」
◆福本正彦教授(日本大学松戸歯学部)
  「口腔がんの診断について(病理学的な見地から)」
◆小村健教授(東京医科歯科大学)
  「口腔がんの治療実態について」
◆大木秀郎教授(日本大学歯学部)
  「口腔がん治療後の患者の社会的復帰に向けて〜顎・顔面補綴の実際、口腔機能の回復について〜」
らが登壇し講演を行った。

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