新宿歯科医師連盟主催の座談会、議員5氏と歯科界からの4氏でTPPや診療報酬改定対策など協議

 新宿歯科医師連盟は11月6日、東京の新宿安与ホールで「国会議員との座談会」を開催した。当日は参議院から石井みどり、武見敬三、丸川珠代、島村大の各氏、衆議院からは山田美樹氏が参加。歯科界からは日歯の大久保満男会長、日歯連盟の髙木幹正会長、東京都歯の高橋哲夫会長、都歯連盟の高橋英登会長の4氏が出席した。テーマはTPP、消費税増税の影響、診療報酬改定対策などを中心に進められた。
 協議の中で武見議員は、「TPP交渉において、強制的に国民を加入させる医療保険制度については交渉の対象から除外することが確認されている」、「診療報酬改定にあたっては、中医協が最終結論を出す前にわれわれの議論を反映させること重要で、そのための新しい仕組みづくりを進めている」とし、「大切なことは、保険医療の国際的な課題に日本が積極的に貢献し、国際社会から日本の医療制度に理解を得ておくことだ。日本モデルを世界に印象づけることが日本の立場を強化するための攻めの戦略」と考えを示した。

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