日本歯科医師会、朝日新聞の「歯科医院ポイント導入」に関する記事について、抗議の申し入れ

 日本歯科医師会は1月7日付の朝日新聞朝刊に掲載された「歯科医院ポイント導入」に関する記事に関し、同会役員の取材回答が主旨と異なるコメントとして掲載をされているとして、朝日新聞社に抗議の申し入れを行ったことを公表した。
 問題としたのは、担当常務理事のコメントとして掲載された「医療は非営利なので、(患者集めにつながるポイント制には)原則的には反対だが、時代の流れもあるので認めることも考えなければならない」と掲載されている部分。掲載内容は重要な部分を省略した回答のごく一部であり、なおかつ異なる文脈を一つにまとめており、読み手に大きな誤解を与えてしまいかねないとして強く抗議している。
 取材は平成25年11月22日に行われたもので、担当の瀬古口精良常務理事が対応。同会としては原則反対であり、法的な問題については行政機関等の判断に従って対応していく必要があることを十分に説明したはずとして、朝日新聞社の編成局長宛てに抗議の申し入れを行ったとしている。

カテゴリー: 医療団体   パーマリンク

コメントは受け付けていません。