歯科医師と保護者の認識に相違、公開フォーラム「口から食育を考える~歯科における子どもの食の問題~」

 日本歯科医学会主催による公開フォーラム「口から食育を考える〜歯科における子どもの食の問題〜」が5月31日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催され約340名の歯科医療従事者、介護・福祉・教育関係者らが参加した。
 日本歯科医学会重点研究成果報告として、『子どもの食の問題に関する調査』を、日本歯科医師会会員1001名、幼稚園・保育園に通う児童の保護者1031名を対象に実施した結果、「歯科医師は咀嚼を重要視しているが、保護者は咀嚼よりも、う蝕や噛み合わせについての対応を求めている。また、保護者が食を通じた育児のサポートを求めていることに対し、歯科医療関係者がどこまで関われるかが課題」とし、歯科医師と保護者の認識に相違があることを明らかにした。

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