大阪府歯で日歯理事会の辞職求め決議、太田謙司会長は出馬の意思なしを明言

 大阪府歯科医師会は10月15日、大阪府歯科医師会館(大阪市天王寺区)で記者会見を開催し、髙木幹正会長の辞任を要求する理事会決議を明らかにした。
 川野敏樹副会長は、「大阪府歯および大阪府歯連盟は理事会協議の結果、日歯及び日歯連盟は出処進退を明らかにすべきであるとの結論に達し、決議文を明らかにすることとした」と経緯を説明。「理事会決議」の要望として、髙木会長の辞任、髙木会長を選出した日本歯科医師会理事会の辞職、日本歯科医師連盟の解体的出直し、の3点を挙げた。
 なお、太田謙司会長は次期日歯会長予備選挙への出馬を視野に入れながら行動しているとの噂について、「出馬する意志は一切ない」と明言した。
 質疑では、山科透副会長が会長代行となって会務運営を進めることに対し、川野副会長は、「総辞職し新たな執行部を立ち上げることが適切な判断」と述べ、代行執行部が任期を務める意向を示した場合には、「会長代行に辞任を求めることもあり得る。次期診療報酬改定を控えているが、それは次元の違うこと」とした。

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