愛歯技工専門学校が創立90周年、特別講演会と懇親会を催す

 愛歯技工専門学校(東京都板橋区)が1月24日、創立90周年を迎えたことを記念して同校講堂で特別講演会ならびに懇親会を開催した。
 愛歯技工専門学校は、大正14年に歯科医師の鹿毛俊吾氏によって創立された日本で最も歴史の古い歯科技工士養成施設。記念式典に先立って行われた同窓会第58回定期総会で江上勝二会長は、「この十数年の間に20校が閉校するという現実がある。華美なイベントは慎み日頃お世話になっている方のみをお招きするとともに、本会の運営に全国で尽力されている20名の方を表彰させていただくこととした。同窓会は常に学校とともにあると考えている」と述べた。
 また、岡野京二学校長は特別講演の中で、「『誠』という創立時の理念を継承し、学生には卒業後に学ぶことが多いことを常に訴え、将来を担う優秀な歯科技工士の育成に努めたい」と考えを述べた。
 講演終了後に行われた懇親会には、東京都歯科技工士会の西澤隆廣会長、東京都歯科技工士協議会の鈴木隆夫会長らが出席。功労表彰者を祝うとともに多くの同校OBが集まり旧交を温めた。

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