「災害時の『食べる』を支えるシンポジウム」開催、多職種連携のあり方を討議

 「災害時の『食べる』を支えるシンポジウム」(日本災害時公衆衛生歯科研究会)が3月12日、東京医科歯科大学特別講堂で開催された。
 座長の中久木康一氏(東京医科歯科大学)は開会にあたり、「災害時の多職種連携の必要性が叫ばれながら、現場での実践が進んでいない現実がある。〝歯〟でまとまることから〝食〟でまとまることに活動の輪を拡げることが重要であり、ポイントは情報の共有と評価にある」と述べ、幅広い分野の専門家が問題提起し協議することを本シンポジウムの意義として掲げた。
 シンポジウムでは岩手県歯科医師会会長の佐藤保氏ほか、歯科衛生士、保健師、管理栄養士、言語聴覚士という5つの職種がそれぞれの立場から課題を示した。

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