月別アーカイブ: 10月 2016

レセプト1枚あたりの点数頻度、在宅診療が伸長、デンチャーは減少―社会保険指導者研修会

 平成28年度社会保険指導者研修会が10月17日、日本教育会館で開催された。厚生労働省の鈴木康裕保険局長、日本歯科医師会の堀憲郎会長があいさつを述べたのち、講演は『〜これからの歯科医療を取りまく新技術〜平成28年度診療報酬改定で保険収載された新技術 ICTを活用した歯科医療と医療連携』をテーマに全6題が行われた。  日歯の遠藤秀樹常務理事は、演題『歯科医療の現状』の中で、平成12年度から平成27年度までの歯科医療費動向について解説。「レセプト一枚当りの点数頻度を見ると大きく伸びているのは在宅診療で約7.5倍。最も減少幅が大きいのは補綴系のデンチャーで、高齢者は増えていてもデンチャーは減少している。高齢者でもかなり歯が残っており、患者側も長期間の維持・管理を目的とした通院行動が増えているのではないか。また、中高年層の健康意識の変化が高齢者の受診率の高まりに繋がっていると考えられる」と見解を述べた。

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「デンタルショー2016in大阪」出展142社、来場者は8000名超

 「DENTAL SHOW 2016 in 大阪」(主催:近畿歯科用品商協同組合大阪府支部)が『躍進する明日への歯科医療を求めて』をテーマに10月8日・9日の両日、グランキューブ大阪で開催された。二日間の来場者数は8,134名。  初日の開会式では主催者の武市敏一実行委員長による挨拶に続き、大阪府歯科医師会の太田謙二会長、日本歯科用品商協同組合連合会の宮内啓友会長らが祝辞を述べた。会場内では142社のブースが出展されたほか、無料のテーブルクリニックや来場者全員が参加できる抽選会が開催され賑わいをみせた。

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東京・錦糸町のオリナスモールで「入れ歯感謝デー市民公開講座」開催―日本歯科技工士会

 日本歯科技工士会主催による「2016年入れ歯感謝デー市民公開講座」が10月8日、東京・錦糸町のオリナスモールで開催され、親子連れやお年寄りなど多くの市民が訪れて終日賑わいをみせた。  日技では、入れ歯などにより口腔機能の向上を図ることによって、明るく活力ある生活に貢献する歯科技工技術に感謝する日として2005年より10月8日を「入れ歯感謝デー」と定めている。今年は、『知る!学ぶ!作る!入れ歯でハッピー』をテーマに、入れ歯展示コーナー、入れ歯の作り方セミナー、歯のかたちの消しゴムつくりコーナーを設け、併せて歯科技工士学校案内を行い一般市民に対し歯科技工のPRに努めたほか、バルーンアートコーナーのアトラクションが子どもたちの人気を集めた。

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85歳以上で50年以上歯科保健事業に従事の7名に会長表彰―東京都歯科医師会

 平成28年度「東京都歯科医師会の日」表彰式が10月6日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。  終身会員表彰の対象者は、70歳以上で在籍35年以上の会員110名。松山瑛子会員(世田谷区)が被表彰者を代表して髙橋会長から表彰状を手渡された。  会長表彰は85歳以上で歯科保健事業を50年以上行い、現在も従事している次の7名の会員が受賞した。▼藤原誠文(昭島市)、辛島千歳(荏原)、梅宮猛(京橋)、林正三(港区芝)、越川昭(大森)、鈴木義政(板橋区)。※敬称略。   保健医療文化賞表彰(保健・医療・福祉の普及向上に功労のあった団体)は、公益社団法人渋谷区歯科医師会、一般社団法人東京都国分寺市歯科医師会が選ばれた。

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日歯主催の「歯の健康シンポジウム」、300名を超える女性参加者が来場

 日本歯科医師会主催の2016年「歯の健康シンポジウム」が10月5日、ザ・ガーデンホール(東京・恵比寿ガーデンプレイス内)で開催され、若い女性ばかり300名を超える参加者が来場。武田朋子氏(日本臨床歯周病学会専務理事)による講演「歯と歯ぐき 究極の口もとビューティ」、歯科衛生士の北原文子氏によるブラッシング指導が行われた。  シンポジウム終了後にはTV番組「BeauTV〜VOCE」(テレビ朝日)の公開収録が行われ、モデル、女優として活躍中の河北麻友子さんの進行のもと、演者の武田氏とタレントのはるな愛さんを交え、「今日からはじめる!いまどき口もとビューティ」をテーマにトークショーが行われた。

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