日別アーカイブ: 2017年3月21日

ICD日本部会・冬期学会、『臨床のヒントUpdate』テーマに講演4題

 国際歯科学士会(ICD)日本部会の第47回冬期学会が、『臨床のヒント Update』をテーマに3月12日、東京・飯田橋の日本歯科大学生命歯学部・九段ホールで開催された。講演は4題が行われ、予防歯科と生活習慣病、警察歯科医の活動、不正咬合治療と全身の健康、前歯部のインプラント治療の留意点など、幅広く臨床のヒントが示された。  講演後のパネルディスカッションでは、「デンタルチャートの全国統一が課題」(本山)、「矯正治療の目標は機能回復。技術の前に正しい診断が重要であり、ネット上に氾濫するネガティブ情報の多くは不適切な診断によるもの」(常盤)、「補綴は最後に選択する治療であって患者さんの笑顔を奪うような治療があってはならない。自分の範囲外の治療は他の歯科医師と協力する姿勢が重要」(脇)などの提言が示された。

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