タグ別アーカイブ: 診療報酬改定

　中医協支払側４団体は、12月16日に「民主党・社会保障と税の一体改革調査会」細川律夫会長宛て、同月19日に「民主党・政策調査会」前原誠司会長宛てに「診療報酬改定等に関する緊急要請」を提出したことを明らかにした。 　要請では、経済情勢の厳しさや健保組合、協会けんぽの窮状を訴えプラス改定は国民の納得を得られないと主張している。11月に小宮山厚生労働大臣宛てに提出したものを踏襲しているが「プラス改定を行うことは断じて容認できない」と、より語調が厳しいものとなっている。 診療報酬改定等に関する緊急要請 ▼中医協支払側団体 　健康保険組合連合会 　全国健康保険協会 　日本経済団体連合会 　日本労働組合総連合会

　平成23年11月17日に開催された社会保障審議会医療部会で「平成24年度診療報酬改定の基本方針（案）」が呈示された。 　二つの重点課題として（１）病院勤務医等の負担の大きな医療従事者の負担軽減、（２）医療と介護の役割分担の明確化と地域における連携体制の強化の推進及び地域生活を支える在宅医療等の充実、が示された。この中で歯科についての言及は（１）に関連して「病棟薬剤師や歯科等を含むチーム医療の促進」、（２）に関連して「地域における療養の質の向上に向けた在宅歯科（など）に対する適切な評価」が記載された。 　同部会には歯科関連の委員として、日本歯科医師会副会長の近藤勝洪氏と福岡歯科大学常任理事の水田祥代氏が出席している。 厚生労働省のホームページ