保団連が医科、歯科それぞれについて、診療報酬改定の答申について談話を発表

 全国保険医団体連合会(保団連)は診療報酬改定の答申を受け、医科、歯科それぞれの談話を発表した。
 歯科については、同連合会歯科代表の宇佐美宏氏が、「運動は反映されたが、歯科医療崩壊を止めるには程遠い改定率」とする談話を発表した。概要としては、改定の方向性については歯科医療の診療現場の実態に即しているとして評価しつつも、引き上げ幅についてはまったく不十分であるとしている内容。
 今次診療報酬改定の詳細な分析と評価は今後の告示や通知を踏まえて行うとしているが、現時点での主要な特徴と問題点として以下の5点を挙げている。

1)十分には程遠いが長期に据え置かれた基礎的技術料の引き上げ
2)「常時寝たきり状態」「20分の時間要件」が是正
3)歯科衛生士、歯科技工士の評価の引き上げ、見直し
4)運用に疑問が残るSPTなど歯周病治療の見直し
5)新規技術、先進技術の評価、導入
全国保険医団体連合会のホームページ

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