組織率の堅持は最重要課題、〝開業医の集まり〟から〝一歯科医師の集まり〟に概念を変える必要-東京都歯科医師会

 東京都歯科医師会の第186回臨時代議員会が3月5日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。あいさつに立った髙橋哲夫会長は、「組織率の堅持は最重要課題であり、方策の一つとして準会員制度を上程する。平成26年度の新入会員数は2月末現在145名で前年度比33名増となっているが、退会者数を考えると総会員数の減少傾向は避けられない。歯科医師会は〝開業医の集まり〟から〝一歯科医師の集まり〟に概念を変える必要があり、職種により会員種別を明確にして三層構造の位置づけを図るべきであろう」と述べた。
 議事は平成27年度事業計画、収支予算など全4議案が諮られ可決承認された。
 そのうち第一号議案「公益社団法人東京都歯科医師会定款および諸規則の一部改正ならびに新規則の制定」では、組織力の強化を視野に、臨床研修歯科医師を都歯の準会員として新たに制定するための改正が承認された。

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