自費中心の美容医療を行う医療機関のホームページにガイドラインの作成を検討

 平成23年11月4日に開催された「第8回 医療情報の提供のあり方等に関する検討会」で医療機関のホームページに関する検討が行われた。
 特に自費中心で美容医療を行う医療機関のホームページについては、平成22年7月に消費者庁から厚生労働省宛てに消費者トラブルの防止に関する要請が出ていることも踏まえ、何らかの対応が必要であるとの方向性が示されている。複数案が提示されているが、ホームページそのものは従来通り広告とは見なさないものの、自由診療の分野を中心としたガイドラインを作成し、関係団体等による自主的な取り組みを促す案が中心と思われる。
 同検討会では、医療機関の広告内容についてポジティブリストからネガティブリストへの転換も検討されているが、当面はポジティブリスト方式を継続しつつ、情報提供拡大の社会的要請も踏まえ、広告可能事項の拡大について検討する方向で議論されている。
厚生労働省のホームページ

※ポジティブリスト方式・・・広告可能な項目を規定/ネガティブリスト方式・・・広告不可の項目を規定

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