支払基金が3月診査分より突合点検、縦覧点検を開始することを改めて表明

 社会保険診療報酬支払基金は、3月診査分のレセプトより突合点検、縦覧点検を開始することを3月8日の発表で改めて表明した。ただし、岩手、宮城、福島の被災三県については6カ月間の実施猶予期間を設け、平成24年9月診査分より開始する予定としている。
 突合点検は、処方箋を発行した病院、診療所と薬局の電子レセプトを照合する審査で、縦覧点検は同一医療機関の同一患者の電子レセプトを複数月にわたって照合する審査。薬剤処方の多くない歯科診療所にとっては突合点検の影響は少ないと思われるが、一方、一連の治療が複数月にわたることが多いため、縦覧点検については対象件数も多くなることが予想される。3月以降のレセプト作成については、過去分のレセプトとの整合性に今まで以上の注意が必要になりそうだ。
社会保険診療報酬支払基金のホームページ

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