歯科技工士が震災支援プロジェクト

 5月末、社団法人神奈川県歯科技工士会を発起人とするボランティア活動団体「japan DT aid 東日本大震災被災者サポートプロジェクト」が発足した。
 阪神大震災では、口腔衛生状態の悪化から誤嚥性肺炎やカンジタ症などで多くの命が失われた。この問題に着目した japan DT aid は、東北各地の避難所における入れ歯の洗浄剤不足に対応し、神奈川県歯科技工士会の募金によって6月25日に南三陸町の避難所に入れ歯洗浄剤と歯ブラシを送ったほか、避難所や高齢者介護施設等で入れ歯を研磨・洗浄する感染症予防活動を計画していたが、6月23日に公益財団法人日本財団より100万円の助成金が交付されることが決定し、今夏の実施に向け現地関係団体との調整を進めている。

カテゴリー: 医療団体   タグ:   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。