岡山大学の森田学教授らのグループ、水素水摂取が歯周病予防に有効であることをラットによる動物実験で証明

投稿日: 2012年9月21日 作成者: ikeipress

　岡山大学大学院・医歯学総合研究科・予防歯科学分野の森田学教授らの研究グループは、水素水の摂取が歯周病の予防に効果があることを、ラットによる動物実験で証明したことを発表した。
　歯周病を惹起させたラットを２群に分け、一方には蒸留水、もう一方には水素水を摂取させたところ、水素水のグループでは血液中の活性酸素の増加が抑えられ、歯茎組織の観察でも、蒸留水のグループよりも歯周病の進行が抑制されていることが確認されたという。水素水の摂取に伴う活性酸素の減少が、結果として歯周病の進行を予防した可能性を示していると考えられ、同研究グループは、全身への抗酸化療法を歯周病対策に取り入れるための根拠になることを期待するとしている。
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