日歯連盟会見「会員でもすべて推薦・支援することは難しい」

 日本歯科医師連盟は11月30日に記者会見開き、今後の選挙への対応について考えを明らかにした。
 多数の歯科医師の立候補が予想される中で、村田憙信副理事長は支援の判断について、「今回は従前の選挙とは異なり、会員だからといってすべて推薦・支援することは難しいと考えている。われわれは政治団体であり利害を前提に考える。組織にとって将来も含めてマイナスが明らかであれば、都道府県から挙った候補者を必ず推薦するということにはならない。300選挙区の中で都道府県から推薦が挙れば1選挙区1名については陣中見舞いとして30万円を拠出する。ただしその他については従来の内規を変え、当選の可能性のない候補者にはきわめて低い評価をすることとした」と述べた。
 髙木幹正会長は、かねてより「歯科医療政策に貢献してきた議員には選挙に立つ環境を整えたい」と述べてきたが、「当時は政権与党の議員という前提があったが、その後離党するに至り従来とは考え方を変えざるを得ない」と考えを示した。

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