日本顎変形症学会が大阪国際会議場で開催、TADほか3題のシンポジウム

 日本顎変形症学会の第23回学術大会が、6月22日、23日の両日、大阪国際会議場で開催された。大会長は大阪歯科大学の覚道健治教授、メインテーマは「顎変形症治療におけるパラダイムシフト」。
 覚道大会長は今大会のメインテーマについて、顎変形症治療が従来の骨を切る手術を中心とした治療体系から、矯正治療を中心とした低侵襲の治療体系に変わりつつある過渡期にあることから定められたことを述べた。シンポジウムは、「東アジアにおける顎変形症治療の現況と連携」「術前矯正治療の限界とテンポラリーアンカレッジデバイス」「顎変形症治療におけるミニマルインターベンション」の3題が行われ、テンポラリーアンカレッジデバイス(矯正用アンカースクリュー)についての関心の高さがうかがわれた。

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