チーム医療推進に向けて、歯科医師会館でシンポジウム

 「平成25年度多職種協働によるチーム医療推進事業シンポジウム」が3月1日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館大会議室で開催され、医療・福祉に関わる約300名の関係者が参加した。主催者を代表して日本歯科医師会の大久保満男会長があいさつを述べたのち、厚生労働省医政局医事課の北澤潤課長による特別講演「チーム医療推進の動向について」、日本医師会の藤川謙二常任理事による基調講演「チーム医療の推進について」が行われた。
 藤川氏は、「最も大切なことは責任の所在を明確にすること」とし、「チームのリーダーは医師、歯科医師であって他の専門職とフラットな関係ではない。それが医師法・歯科医師法に対する重さである」と述べた。つづいて行われたパネルディスカッションでは、岩手県、静岡県、香川県の実践例が報告され協議がおこなわれた。

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