「銀歯」がもっとも多い世代は40代、男性より女性に多い―スリーエムヘルスケア

 スリーエムヘルスケア(株)は「歯と口の健康週間」を前に、銀色のインレーやクラウン、いわゆる「銀歯」に関するアンケート調査を行い、結果を公表した。手法はオンライン調査で、調査時期は2014年5月、対象は全国の一般男女20,000人。
 調査結果によると全体での「銀歯」の保有率は71.2%。年代別では40-49歳が79.7%ともっとも多く、性別では男性67.1%に対して女性75.4%という結果だった。保有期間については5年以内が32.4%、10年以内が26.0%だが、10年超の「銀歯」があると答えた人も41.6%に達した。
 また、「銀歯」の治療を行った理由の最多は「他の方法を勧められなかったから」で、次いで「保険適用外の治療費を払いたくなかったから」が続いた。白い歯にする治療への意欲に関する質問では、「治療費を払ってまで変えたいとは思わない」が45.6%に達するものの、「3万円以内であれば変えてみたい」との回答も50.4%に達し、価格によっては白い歯に変えたいと考えている人も多いことが示されている。
 髙橋英登氏(井荻歯科医院院長)は、「40代は“銀歯団塊世代”とも呼べ、さらに4割以上が10年を超えた銀歯を保有している、最も歯科疾患リスクの高い世代」と述べ、「二次う蝕」予防のためにも、長期保有している人は早めに歯科医院で検査し、定期的な歯科予防および治療を心がけていただきたいとしている。
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