歯科診療所は前年比208施設増、個人立が減少して医療法人が増加―平成25年医療施設動態調査

 厚生労働省は9月2日、「平成25年(2013)医療施設(動態)調査」および「病院報告」の結果を公表した。「医療施設(動態)調査」は毎月行われているが、年に1回、10月1日を基準日として取りまとめが行われている。
 平成25年10月1日における歯科診療所数は68,701施設で前年比227施設増加した。開設者別では、個人立が56,170施設でもっとも多いものの208施設の減少となり、医療法人が11,914施設で433施設増加している。歯科診療所は個人立と医療法人でほぼ99%を占めているが、個人立から医療法人への転換が少しずつ進んでいることがわかる。
 その他の歯科に関する項目としては、病院の標榜する診療科目がある。歯科関連の診療科目を標ぼうしている一般病院数は、歯科1,099施設(5増)、矯正歯科137施設(増減なし)、小児歯科143施設(2増)、歯科口腔外科872施設(27増)だった。歯科口腔外科を標ぼうする病院は増えているが、歯科を標ぼうする病院数は伸び悩んでいる。
厚生労働省のホームページ

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