第78回全国歯科保健研究大会、島根県松江市で開催

 第78回全国歯科保健研究大会が10月23日・24日の二日間、島根県松江市の島根県民会館で開催された。メインテーマは、〝「生きる力」をはぐくむ歯・口の健康づくりの展開を目指して〜学校歯科保健を通して学校・家庭・地域が取り組む健康な心と体の育成〜〟。
 第53回優良校表彰では優秀賞(文部科学大臣賞)に河内長野市立三日市幼稚園(大阪府)など7校が選ばれ表彰を受けた。また、日本学校歯科医会会長賞に8校、日本歯科医師会会長賞に10校、このほか全国より奨励賞として113校が受賞した。
 シンポジウムは行政、学校長、養護教諭、学校歯科医ら4名のシンポジストがそれぞれの立場から学校歯科保健の課題を示し、ディスカッションのまとめとして、学校・地域・家庭による情報の共有、継続・連続した歯科保健活動、思春期の歯科保健の推進、の3点を挙げ、楽しみながら取り組む工夫が歯科保健の普及・拡大に繋がるとした。

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