日本歯科医師会、予備会長選挙の実施を視野に入れて理事全員が辞任届を提出し臨時代議員会を実施

 日本歯科医師会は10月21日、髙木幹正・日歯連盟前会長らの起訴を受けて臨時理事会で対応を協議し、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で記者会見を開催し、内容を明らかにした。
 浅野正樹専務理事は臨時理事会として、①髙木前会長の辞任届を受け現在会長代行を務めている山科氏を代表理事(会長)に選出したこと、②空席となる副会長職を浅野専務理事が兼任すること、③各種委員会については事業を継続するため再委嘱すること、の3点を決定したことを明らかにした。
 また、今後予備会長選挙を行うことを視野に入れて理事全員が辞任届を提出し、22日に開催する第181回臨時代議員会で意見を聞いた上で臨時理事会を開き理事選任の在り方を決定することとした。
 また、会見の冒頭では、山科会長、渡邉正臣副会長、柴田勝副会長、浅野専務理事が、「国民および全ての医療従事者に多大な迷惑と心配をおかけした」として謝罪した。

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