診療報酬改定率について日本歯科医師会が臨時記者会見

 日本歯科医師会は平成28年度診療報酬に係る改定率について12月21日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で臨時記者会見を開催した。あいさつに立った山科透会長は、診療報酬本体プラス0.49%、医科プラス0.56%、歯科プラス0.61%、調剤プラス0.17%。薬価についてはマイナス1.22%、材料価格についてはマイナス0.11%となったことを報告。「平成26年度改定では本体プラス0.73%だったが、このうち0.63%は消費税分だった。今回は消費税の要素は含まれないため大きなプラス」と述べた。
 なお、「費用対効果の低下した歯科材料の適正化の措置を講ずる」という指摘については中医協等でアマルガムなどの財源の整理、合理化の議論が挙がる可能性を示唆した。

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