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健康長寿への貢献からノーベル賞目標に共催シンポジウム―日本歯科医学会・JADR

 日本歯科医学会・国際歯科研究学会日本部会(JADR)共催シンポジウムが12月17日、歯科医師会館で開催された。テーマは『歯学研究における重要な発見とその可能性〜健康長寿への貢献からノーベル賞へ〜』。  講演は、『分子研究から疾患の病態解明・臨床応用への展開〜ダイナミンのマルチスケール解析』(岡山大学・竹居孝二教授)、『歯と口腔機能が高齢者の非健康状態に及ぼす影響〜文理融合型コホート研究より』(大阪大学・池邉一典准教授)、『歯周病と全身疾患を結ぶ新たなメカニズム』(新潟大学・山崎和久教授)の三題が行われた。  主催者あいさつに立った日本歯科医学会の住友雅人会長は、「今回のテーマのサブタイトルを〝健康長寿への貢献からノーベル賞へ〟としたが、これは本心である。大隅先生の報道を見るにあたり、ぜひ歯科界からノーベル賞を、という気持ちが高まっている。本シンポジウムがとりわけ若い研究者が研究に打ち込む推進力になることを期待する」と述べた。

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