月別アーカイブ: 8月 2017

小此木八郎国家公安委員会委員長が基調講演―警察歯科医会全国大会

 第16回警察歯科医会全国大会が8月19日、「大規模災害時の身元確認における連携」をテーマに、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。  主催者あいさつに立った日本歯科医師会の堀憲郎会長は、「災害に対する備えに関する議論にゴールはないが、この議論はわれわれの人間としての原点に立った、それぞれの立場における純粋な使命感を問うものである。しっかりと責任を果たして参りたい」と述べた。  基調講演では、小此木八郎国家公安委員会委員長(内閣府特命担当大臣・防災)による『首都直下地震における具体的な応急対策活動に関する計画』など2題が行われた。

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優勝は広島大学5年の吉野舞さん―第23回スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム

 第23回スチューデント・クリニシャン・リサーチ・プログラム(SCRP)が8月18日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。SCRPは歯科学生が研究成果を英語によるプレゼンテーションで競うもので、現在は世界5大陸39ヵ国で行われている。  本年度の優勝者には吉野 舞氏(広島大学歯学部5年生)が選ばれ、日本歯科医師会の堀憲郎会長から優勝杯が手渡された。研究テーマは『単一細胞トランスクリプトミクスによる骨芽細胞の多様性の解析』。受賞者と演題は次の通り。 ・準優勝:福留彩音さん(日本大学歯学部5年生) 演題『歯槽骨吸収予測指標としての歯肉溝滲出液中ストレスシグナリングの解析と臨床応用への検討』。 ・基礎部門2位:松本夏さん(大阪大学歯学部4年生) 演題『オートファジー誘導にはカリウム流入を抑制するホスファターゼが必須である』。 ・臨床部門2位:柳田陵介さん(東京歯科大学5年生) 演題『フッ化物微量拡散法による乳児一日フッ化物摂取量評価』

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第49回全日本歯科学生総合体育大会(オールデンタル)、優勝は愛知学院大学歯学部

 第49回全日本歯科学生総合体育大会(夏季部門)が7月30日から8月9日まで行われ、全国で熱戦を展開。冬期部門の3種目を含め、愛知学院大学歯学部が152.25点を獲得して優勝した。準優勝は九州歯科大学(130.5点)、第3位は日本大学歯学部(120.75点)。 優勝  愛知学院大学歯学部(152.25) 準優勝 九州歯科大学(130.5) 3位  日本大学歯学部(120.75) 4位 大阪歯科大学 5位 明海歯科大学 6位 東京歯科大学 7位 日本歯科大学生命歯学部 8位 昭和大学歯学部 9位 日本大学松戸歯学部 10位 朝日大学歯学部

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月刊 『歯科医療経済』 2017年8月号を発刊しました

特集/歯科の需給問題最新動向、歯科界の2025年問題を考える ◇ 供給推計と需要推計から考える歯科の需給問題   /国立保健医療科学院/安藤雄一 統括研究官 ◇ 歯科医師過剰だけが未来予想図ではない   /日本歯学系学会協議会/宮崎隆 理事長 ◇ 歯科衛生士受給の現状・課題・展望   /公社)日本歯科衛生士会/武井典子 会長 ◇ 海外を視野に入れた需要の開拓も必要   /一社)東京都歯科技工士会/西澤隆廣 副会長 ◆ Top Interview   少子高齢社会における組織拡充に向けた取り組み   /一般社団法人)東京都歯科技工士会/石川功和 会長 ◆ 巻末カラー ◇ 現役歯科美女図鑑/佐藤雅子さん ◇ アラデンカルチャークラブ/「サイクリング」山口幸一さん ◇ ようじ先生の復興日記・2017年夏/及川陽次 ◇ 緑風荘病院管理栄養士の食支援日記/社会福祉法人緑風会 ご購入はこちら(シエン社の該当ページ)

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90年超す日本最古の歯科技工士養成学校の歴史に幕-愛歯技工専門学校

 公益財団法人愛世会「愛歯技工専門学校」が、平成30年以降の学生募集を停止し、平成31年3月に閉校することが決まった。  愛歯技工専門学校は、大正14年に歯科医師の鹿毛俊吾氏が創設。歯科技工士という職業を確立するために厚生省(当時)に働きかけるなど尽力し、現在の歯科技工業務の礎を築いた。卒業生には海外でも高い評価を受けている桑田正博氏など多くの優秀な歯科技工士を輩出している。  昨年1月には創立90周年特別講演会・懇親会を開催。岡野京二学校長は、「近年は全国の歯科技工士学校の受験者数が減少しているが、本校が100周年を迎え、再び皆様と再会できるようご支援を賜りたい」と述べていたが、全国的に歯科技工士志望者の減少傾向は改善せず、日本で最も歴史ある歯科技工士養成学校が閉校するという事態に、同校OBや歯科技工関係者は強い衝撃を受けている。

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