日本医師会が定例記者会見でTPP参加について全面的に反対する旨の見解を公表

 日本医師会は3月14日の定例会見において、羽生田俊・中川俊夫両副会長の弁で、「日本のTPP参加について全面的に反対する」旨の見解を公表した。
 これまで日医はTPPそのものへの反対ではなく、公的医療保険制度の堅持等の確約を政府に求める立場をとってきた。しかし、昨今の情勢を踏まえ、もし日本がTPPへ参加するならば日医が求める医療制度の堅持は危ういとし、交渉参加に反対の立場を明確にすることに、方針を転換した。
 日本歯科医師会はTPP問題については、これまで日本医師会と足並みを揃えてきた。今回の日本医師会の見解表明を受け、日歯がどのような立場をとるのかが注目される。
日本医師会のホームページ

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