オーラルケアが「ゆびガード」に関する事故報告で注意を呼びかけ

 株式会社オーラルケア(東京都荒川区)は、同社製品「ゆびガード」が口腔ケア中に破断し、脱離した先端部が咽頭喉頭部に残留したとの事項報告があったことをホームページで公開した。同社はこの事故報告を受け、ホームページ上で同製品の使用に際して、事前にひび割れ等の外観上の異変がないことを確認する等の注意を呼び掛けている。
 「ゆびガード」は歯科医院よりも看護、介護の現場で使われている商品で、衝撃に強いポリカーボネートを使用し、患者さんに咬ませることで一定の開口を保持し口腔ケアを行いやすくする。同製品は、レントゲンの機種によっては、まったく写らないか見分けが極めて難しい場合があり、併せて注意を呼びかけている。
 同社は今回の事故について第三者機関による破断の原因調査を行い、結果をもとに「ゆびガード」の改良を検討していくとしており、調査にもとづいた対応策が決まるまでは、同製品の販売は停止するとしている。
(株)オーラルケアのホームページ

カテゴリー: 企業情報   タグ:   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。