診療報酬支払基金が、突合・縦覧点検を開始した平成24年3月分の審査状況を発表

 社会保険診療報酬支払基金は、5月28日、平成24年3月分の審査状況に関わる資料を公表した。
 平成24年3月審査分からは、岩手、宮城、福島の被災3県を除き、電子レセプトを活用した突合・縦覧点検が開始されている。ただ、歯科はレセプトの電子化状況が46.4%(平成24年4月、請求件数ベース)と、医科(94.6%)や調剤(99.9%)に比較して低く、また、院外処方が少なく、そもそも突合点検の対象件数が少ないこともあり、査定件数率は突合点検で0.011%、縦覧点検で0.014%と医科に比べかなり低い数値にとどまっている。
社会保険診療報酬支払基金のホームページ

▼突合点検
歯科 査定件数0.1万件、査定点数9万点
医科 査定件数10.4万件、査定点数3,093万点
▼縦覧点検
歯科 査定件数0.1万件、査定点数14万点
医科 査定件数1.2万件、査定点数410万点

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