日本顎顔面インプラント学会がインプラント手術関連のトラブルに関するアンケート結果の速報を公表

 日本顎顔面インプラント学会は、同学会認定の79施設を対象として行ったアンケート調査の結果を速報として公表した。
 調査期間は、2009年1月から2011年12月までの3年間で、調査内容は「インプラント手術関連の重篤なトラブルの種類、件数、部位、推測原因」。結果の速報によると、トラブル総数は421件(2009年度;158件、2010年度:127件、2011年度:136件)、トラブルの種類でもっとも多かったのは下歯槽の神経損傷で117件となっている。
 アンケート調査の最終結果は、トラブルの原因等も含めて集計、分析したうえで、7月に発行される同会の学会誌に掲載される予定。なお、同学会では対象症例のほとんどは、他施設でのトラブルの後処置であったとしている。
日本顎顔面インプラント学会のホームページ

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