財務省は10月15日、「財政について聴く会」(財政制度等審議会・財政制度分科会)を開催し、主として社会保障予算についての議論を行った。
「社会保障と税の一体改革大綱」には主な効率化策として、70歳以上75歳未満の患者負担の見直しの検討、被用者保険の高齢者支援金に対する総報酬割の検討、後発品の使用促進、国保組合に対する国庫補助の見直しの検討、等が盛り込まれている。特に70歳以上75歳未満の患者負担については、本来は2割負担と定められているものが、毎年度、約2,000億円の予算措置により1割に引き下げられたまま凍結されている。財務省としては、本則の2割に引き上げたい意向だが、選挙を控えた党や議員の思惑も交錯しており、行方は不透明。被用者保険の高齢者支援金に対する総報酬制の全面導入(現在は3分の1)についても健保組合の反発が大きく、導入は難しい情勢となっている。
医療経済出版株式会社
101-0061
東京都千代田区三崎町2-10-5-302
Tel. 03-6272-9184
Fax. 03-6272-9194
ツイッター:@ikeipress
facebookページ:http://www.facebook.com/ikeipress
E-mail:shikaikei@ikeipress.jp-
新着ニュース
- 月刊 『DENTAL VISION』 2023年9月号を発刊しました
- 月刊 『DENTAL VISION』 2023年9月号を発刊しました
- 月刊 『DENTAL VISION』 2023年8月号を発刊しました
- 月刊 『DENTAL VISION』 2023年7月号を発刊しました
- 月刊 『DENTAL VISION』 2023年6月号を発刊しました
- 月刊 『DENTAL VISION』 2023年5月号を発刊しました
- 月刊 『DENTAL VISION』 2023年4月号を発刊しました
- 第116回歯科医師国家試験、総合格者数は2,006人で全体合格率は63.5%
- 月刊 『DENTAL VISION』 2023年3月号を発刊しました
- 「健口スマイル推進優良法人表彰」の表彰式と記念セミナー開催―日本歯科医師会
ニュースカテゴリ
- 企業情報 (253)
- 医療団体 (520)
- 学会・イベント (275)
- 政治・行政 (381)
- 書籍紹介 (37)
- 月刊 『歯科医療経済』 (81)
- 月刊『DENTAL VISION』 (64)
- 未分類 (12)
- 歯学部・歯科大学 (103)
- 歯科医師・歯科診療所 (72)
- 社会・催事 (138)
2024年4月 月 火 水 木 金 土 日 « 10月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30