全国歯科大学同窓・校友会懇話会、歯科界の連携を協議

 第60回全国歯科大学同窓・校友会懇話会が10月26日、神奈川県のパシフィコ横浜・アネックスホールで開催された。当番校の鶴見大学歯学部同窓会を代表して村田憙信会長があいさつに立ち、歯科界の総力結集のために、歯科医師会、連盟組織と同窓会・校友会の連携をテーマとすることを明らかにした。
 協議では日歯の守田邦昭常務理事が日歯会員の状況について「会員数は50年後に約45%減少する」と見通しを述べ、入会促進を喫緊の課題とした。
 学生への働きかけについては、「国家試験のことで頭が一杯で講義の印象が薄い」(東歯大)、「大学の意向により歯科医師会への入会促進は前面に出せない」(東医歯大)などの報告が行われた。鶴見大学歯学部の小林馨歯学部長は、「若いときから歯科医師会に親しみを持ち、とりあえず入ってみることが大切」と述べた。

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