平成27年度介護報酬改定の柱の一つは、口腔・栄養管理に係る取組の充実-厚労省関係部署の岩田真紀代氏

 「平成26年度都道府県歯科医師会地域保健・産業保健・介護保険担当理事連絡協議会」が1月21日、歯科医師会館で開催され、厚生労働省関係部署より今後の医療政策の方向性が報告された。
 老健局老人保健課の岩田真紀代主査は、平成27年度介護報酬改定について、「柱の一つとして口腔・栄養管理に係る取組の充実が諮問答申されている。主旨は、施設入所者が経口摂取困難になっても自分の口から食べる楽しみを得られるよう、多職種による支援の充実を図ることである。しかし、現在、中心となって取り組んでいるのは、看護師、管理栄養士、介護職員であり、専門的に検討を行うことができる歯科医師、歯科衛生士はほとんど関わっていないため、この点を改善することを目的とした」と述べた。

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