「Japan Dt Aid」が震災支援で義歯洗浄活動を実施

 神奈川県歯科技工士会が立ち上げた東日本大震災の被災者をサポートするプロジェクト「Japan Dt Aid」が10月9日、10日の両日にわたり、宮城県石巻市で被災地支援活動をおこなった。「Japan Dt Aid」は、震災直後から復興支援チャリティーTシャツを販売、その資金をもとに「義歯洗浄剤・義歯ケース・歯ブラシ」などを被災地に提供していたが、10月8日深夜より宮城県石巻市に入り、300世帯の仮設住宅地域で歯科医師の指示のもとに義歯洗浄を実施。あわせて歯科衛生士によるブラッシング指導も行われた。
 神奈川県歯科技工士会の佐野哲郎理事は現地での活動について「患者さんから『義歯の調子がよくなった』『本当にありがとう』という感謝の言葉をいただいたとき、医療の本質を知ったような気がしました。医療人としての歯科技工士のやりがいにつながります」と述べた。
「Japan Dt Aid」のホームページ

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