富野晃氏が日歯・次期会長予備選挙に立候補で記者会見、日本大学歯学部北海道支部同窓会の推薦

 北海道歯科医師会の富野晃氏が11月20日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で、日本歯科医師会・次期会長予備選挙立候補の記者会見を行った。富野氏はこれまで北海道歯科医師会会長、日歯連盟副会長、日歯大久保執行部副会長等を歴任、今回は日本大学歯学部北海道支部同窓会の推薦を受けて立候補した。
 富野氏は会長選出馬の理由について、「日歯の本来の役割は歯科医療の価値を広く国民に伝えること。しがらみのない立場で混乱の収集にあたりたい。日歯の会長に求められるのは〝大局観〟。少子高齢化の進展により従来の形では社会保障を賄いきれない時代に入ったことを前提に施策を考える必要がある」とし、「地域の医療・福祉・介護の受け皿として歯科を含む多職種がグループを構成し、その報酬をシェアするというまったく新しい考え方を検討する必要がある」「今後、公衆衛生の分野でどれだけ活動の場を広げるかに歯科の将来がかかっている」と考えを明らかにした。

カテゴリー: 医療団体   パーマリンク

コメントは受け付けていません。