保険医療福祉分野公開鍵基盤(HPKI)について小泉政幸常務理事が説明―都道府県会長会議

 日本歯科医師会の第121回都道府県会長会議2月26日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催され、各課より会務報告が行われた。
 情報管理関係報告では小泉政幸常務理事が、医療連携を進めるための新たな電子認証システムについて説明した。同システムは地域の医療連携のネットワークのために、新たに保険医療福祉関係の有資格者であることを示す電子証明書を発券するもの。保険医療福祉分野公開鍵基盤(HPKI)と呼ばれ、過疎地の遠隔医療に対応するため、今回の改定に急遽盛り込まれた。薬剤師会は全会員に、医師会は必要性の関係から会員の7割程度に発券する予定という。
 小泉常務理事は、「今後、地域包括ケアシステムを推進する上で必須の内容と考えられるため、日歯も他団体と歩調を合わせ進めていきたい」とした。

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