日別アーカイブ: 2016年4月1日

日本ピストンリング(株)主催の「IATカンファレンス2016」、ハーバード大学歯周病科教授のDr.Kimを招いて開催

 日本ピストンリング株式会社主催による「IATカンファレンス2016〜世界の最先端から学ぶインプラントの方向性」が3月20日、東京・丸の内の丸ビルホール・コンファレンススクエアで開催され多くの歯科関係者が訪れた。  基調講演では講師に米国ハーバード大学歯学部歯周病科教授のDavid M.Kimを招き、「米国から学ぶインプラント治療における骨造成・再生の最前線」をテーマに行われた。  Dr.Kimは増加する高齢患者の歯周治療に関するハーバード大学の研究成果として、まず軟組織のコラーゲンメンブレンを用いた再生、レーザー治療、形成外科治療を解説。続いて失われた硬組織を回復するための骨再生としてアロプラスト(合成人工骨)の利用を紹介。最後にインプラント治療について、軟組織との結合が容易な表面性状の「レーザーマイクロチャンネルインプラント」の症例について紹介し、多孔性のインプラント体は細菌が入り込みやすくインプラント歯周炎を誘発しやすいことを注意点として挙げた。

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