月別アーカイブ: 2月 2017

住友雅人会長が再選、日本レーザー歯学会と日本歯内療法学会が専門分科会に

 日本歯科医学会の第95回評議員会が2月20日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。任期満了に伴う会長選挙では、住友雅人氏(日本歯科大学名誉教授)が選任された。任期は平成29年7月1日から平成31年6月30日まで。  議事は平成29年度事業計画、会計収支予算など全5議案が諮られ可決承認された。  第1号議案「専門分科会への加入に関する件」では、昨年3月の専門・認定分科会資格審査委員会による答申を受け、審議の上、日本レーザー歯学会および日本歯内療法学会の2学会について、本年4月1日付けで日本歯科医学会専門分科会への加入を認めることが諮られ承認された。専門分科会への加入については6学会より申請が行われていた。

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日歯会長予備選挙、9割以上の信任票集め、堀憲郎氏が当選

 日本歯科医師会の定例記者会見が2月23日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。あいさつに立った堀憲郎会長は、「次期会長予備選挙の開票が先週行われ、無事当選させていただいた。対立候補のいない信任投票になったことで投票率が下がるのではないか、前回選挙から1年しか経っていないためしっかりした信任を得られるかという二つの懸念があったが、結果としては数字的に望外の信任をいただいたと感じている。執行部一丸となって歯科界の信頼回復に努めてきたことが会員の先生から評価されたことと感謝している」と述べた。  開票結果は選挙権者総数 638人のうち、投票総数 605票、有効投票数594票(信任)、無効投票数11票。

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中部日本デンタルショー、節目の第40回を盛況に開催

 東海歯科用品商協同組合主催の「第40回中部日本デンタルショー」が、2月18日・19日の2日間、名古屋市中小企業振興会館にて開催された。  初日に行われた開会式では、愛知県歯科医師会会長の渡邉正臣氏、東海歯科用品商協同組合理事長の渡邉禮巳氏らが登壇し、第40回という節目を迎えるにあたっての謝辞を述べ、今後の更なる発展を期した。会場には160社以上の企業が出展、愛知県歯科医師会・歯科衛生士会・歯科技工士会の企画による講演会やワークショップ等も催され、1万名以上の来場者を集めて盛況のうちに閉会した。

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東京学校歯科保健優良校725校を表彰―東京都学校歯科保健研究大会

 第51回東京都学校歯科保健研究大会が2月16日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館大会議室で開催された。冒頭の表彰では、平成28年度東京学校歯科保健優良校725校、全日本学校歯科保健優良校(園)6校が紹介された。また、東京都学校歯科保健功労者表彰では養護教諭など7名、30年勤続表彰には9名が紹介され代表者に表彰状が手渡された。  研究発表は「平成27・28年度生きる力をはぐくむ歯・口の健康づくり推進事業」(東京都立永福学園)、特別講演では、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のもとチーフ・コンプライアンス・オフィサーを務めた東京都福祉保健財団の雑賀真理事長を講師に招き、「オリンピック・パラリンピックの価値」をテーマに講演が行われた。

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平成29年度事業計画、生涯研修制度の改革案など提案―日本学校歯科医会

 日本学校歯科医会の加盟団体長会が2月15日、東京・市ヶ谷の歯科医師会館で開催された。報告の中で「公益法人に向けた諸問題検証委員会」の三塚憲二委員長は、「答申の中には公益法人化後も検討を重ねるべき事項がある。決して絵に描いた餅とならぬよう、さらに社会性を持った責任ある組織を構築し、組織力の強化を図ることを提言する」と述べた。  平成29年度事業計画では学校歯科医生涯研修制度の提案が示された。主なポイントは、基礎研修修了証の有効期間を7年間から10年間にすること、教育指導要領の改定に対応するため新たに更新研修を設けることなどである。  質疑では蓮池芳浩会長(石川県)より、「これまでに説明された事業案や予算案は、定款や諸規則を変えることを前提にしていることが不思議でならない。事業や予算を立てる際には現行の定款・諸規則に則った計画であることが本当ではないか。そのあたりがルーズになっている印象がある」との意見が挙った。

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